
シャーペンをばらして図面を書くほど、ものづくりが好きだった
子どもの頃からプラモデルが大好きで、高校・大学では機械工学を専攻。
家ではシャーペンを分解して2D図面に描き起こしたり、手描きの製図に挑戦したり、とにかく「形が生まれる仕組み」を知るのが楽しかったんです。
就活でも軸はブレず、「CADで設計ができる会社」。石川樹脂工業の工場見学で、鉄の塊が削られ金型となり、そこから新しい製品が生まれていく様子を見た瞬間、ここで働く 姿が想像できたんです。
鉄をミクロン単位で削っていくような“職人の世界観”にも強く惹かれました。
「入社後すぐに設計を任せる」という話が決め手となり、迷わず入社を決めました。
開発部の役割は“つくりたい”を実現すること。
入社後は、製造現場や金型の仕組みを学びながら、ものづくりの全体像を理解するところからスタートしました。
それから、CAD・CAMを扱って金型設計へとステップアップ。図面を描くスキルが身につくため、応用が可能で、仕事の幅はどんどん広がります。
今では金型設計だけでなく、生産ラインの導入・レイアウト、さらにはロボットハンドの設計・導入などにも携わるようになりました。
どんなに良いアイデアがあっても、設備や仕組みがなければ製品は形になりません。
その「つくるための基盤」を支えているのが私たち開発部です。
金型の設計・製作から、生産ラインの構築まで、“つくりたい”を実現するために必要な環境づくりを担っています。
試行錯誤の毎日。チームでゼロからつくり上げる挑戦Plakira
入社10年目に挑んだブロー成形技術の導入に取り組んだ経験が印象に残っています。
ブロー成形とは、溶かした樹脂を筒状にし、そこへ空気を送り込んで“風船のように膨らませて形をつくる”技術で、ペットボトルのような中が空洞の製品づくりに欠かせない方法です。
当時、石川樹脂工業内ではこの技術を使った製品づくりの前例がなく、さらに業界でも事例の少ない「ガスタ ンク容器」の開発にチャレンジすることになりました。
展示会でメーカーに直接聞き込みをして情報を集めたり、自分なりに調査・検討を重ねながら、工場の製造メンバーと一緒に実験と改善を繰り返す日々。
思うように膨らまなかったり、形が安定しなかったり、失敗ばかりの1年でしたが、ノウハウを蓄積し、その経験を活かして角型ボトルの開発を成功させることができました。
そのときは、達成感とともに「チームでやり切るとはこういうことか」と強く実感できましたね。

最新技術を現場から学び、未来の生産ラインをデザインする
今は新工場建設に向けた生産ラインづくりを進めており、人が安全に働けることを前提に、ロボットと共存できる生産ラインをどう構築するか、設備の配置や動線、組み合わせまでゼロから設計するのが私の役割です。
最新技術や取り入れたい設備を直接見て知見を深めるため、展示会に足を運んだり、加工機・ロボットメーカーや生産ラインを手がける設計会社を訪問し、設備構成や考え方を学ぶ機会も多くあります。
実際に機械の動きを確認したり、技術者と会話することで、図面だけではつかめない“リアルな技術”を実感することができ ます。
会社としても、新しい技術を学ぶことには前向きに送り出してくれるので、どんどん知見を吸収しながら現場にも還元できる、技術者としても成長できる環境だと感じています。
ここでは“ものづくりの原点”をすべて体験できる
石川樹脂工業では、素材選びから設計、金型、成形、ライン構築まで、製品が生まれるすべての工程に携わることができます。
新商品の開発、新工場の建設など、これからも挑戦は続いていくため、「なぜこの形になるのか」「どうすればもっと良くなるのか」を考え、試し、改善していく——そんな“ものづくりの原点”に向き合う仕事ができます。
ものづくりに夢中になりたい人、挑戦を面白いと思える人にとってはぴったりの環境です!
そして私自身、これまで積み重ねてきた技術や経験を共有しながら、ものづくりが好きな人と一緒に、新しい“形”が生まれる瞬間をつくっていけることを楽しみにしています!


