
自分の手で色を生み出すということ
現在は、自社ブランド「ARAS」の色づくりに携わっています。デザイナーから「このイメージを色で表現してください」と依頼され、色のもとになる原料を混ぜ合わせながら理想の色を探し出します。
ただ、渡されるのは色見本ではなく、海や森、カフェの写真といった“風景”や“雰囲気”なので、みんなで話し合いながら調整し、試行錯誤を繰り返します。「これだ」と思える色にたどり着け たときはやっぱり嬉しいです。
ものづくりにはいろんな楽しさがありますが、専務から「色づくりだけはYさんにしかできない」と言われたとき、自分の仕事への誇りと特別なやりがいを強く感じました。

技術とキャリアのステップアップ
入社したのは20年以上前。前職は型枠大工で、天候に左右される仕事だったため「屋根のある仕事がいい」という理由で入社しました(笑)。
最初は基本作業を一通り覚え、経験を積む中で、不具合が出たときに圧力や温度、位置などの条件調整を行い、きれいな製品を作れるよう工夫を重ねました。
その後は班長として生産ラインを動かし、主任では機械トラブルの対応や人員配置を担い、現場全体を見渡す立場に。
そして現在はサブマネージャーとして、段取りやスケジュールを組むこと、新商品の試作品づくり、印刷工程の管理などを任されています。これまで培ってきた技術や経験を活かしながら、新しい挑戦にも積極的に取り組んでいます。

変化を楽しみながら進んでいく
長く勤める中で、会社全体も大きく変わってきました。最近はロボット成形機を導入し、以前は一人で3台管理していたところ、一気に12台を同時に管理できるようになりました。
その分、他の仕事ができるので 、自分も成形以外の仕事に携わるようになりました。
現場の雰囲気も、自分の意見を伝えたり、挑戦したりする機会が増えました。
原料の選定をするときに「こんなメリットがありそうだからこの素材を試したい」と提案して、たとえ失敗しても、ここがダメだったという原因を受け止めて「次につなげよう」と言ってもらえるので、自由度が高く、アイデアを活かせる環境だと思います。
「これが一番楽しい」というのではなく、毎日が楽しいし、毎日笑って仕事ができています。

これから入社する方へ
本人のやる気次第で活躍できると思います!
合う合わないで言えば、素直な人が一番合っているのかな。
性格がおとなしくても、明るくても、みんなそれぞれの持ち味があって面白いんです。
大事なのは人の意見を素直に受け止めて、一緒に仕事を進められること。
ものづくりは、いろんな課題を乗り越えながら自分の手で形にしていく面白さがあります。
それはここでしか味わえないものです。もし迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してほしいです。

